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Works 施工事例

【新築事例】ガラスドアの浴室の後悔を完全回避!開放感と利便性を兼ね備えたお風呂空間

竣工 2019年1月
延床面積 113.13㎡
敷地面積 134.63㎡
施主様のご要望 ホテルのように洗練された、明るく開放感のある浴室にしたいというご要望をいただきました。ガラスドアを取り入れながら、洗面脱衣室との一体感を高め、限られた空間でも圧迫感を感じにくい、清潔感のある浴室空間を目指しました。

Detail 本物のこだわり

Staff voice 施工担当者のコメント

ガラスドアの浴室は、注文住宅をご検討されている方から「ホテルのようでおしゃれ」「水まわりを広く見せたい」とご相談いただくことがある一方で、「実際に住んでから後悔しないか」という不安も持たれやすい設備です。
今回の住まいで大切にしたのは、ガラスドア単体のデザインではなく、洗面脱衣室から浴室までを一つの空間として考えることでした。
写真をご覧いただくと分かるように、洗面脱衣室に入ったとき、ガラス越しに浴槽や浴室の奥まで視線が届きます。壁や不透明なドアで空間を区切る場合と比較して視線が途中で止まらないため、実際の広さ以上に水まわり全体を広く感じられるようになりました。
また、ガラスドアを採用すると浴室内部が見えるため、浴室そのもののデザインも重要になります。今回は浴槽や壁、床を明るい色でまとめ、洗面室側も白をベースとすることで、双方に統一感を持たせました。浴室だけを特別な空間にするのではなく、洗面化粧台や収納まで含めてコーディネートすることで、ガラス越しに見ても違和感のない空間になっています。
さらに、浴室内の横長窓もポイントです。ガラスドアによる室内側への抜けと、窓による外部方向への抜けが生まれるため、浴室に入った際にも閉塞感を感じにくくなります。
一方で、ガラスドアは通常の浴室ドア以上に、水滴や水垢などが目につきやすいという特徴があります。そのため、採用を検討するときは「おしゃれだから」という理由だけで決めず、普段のお手入れ方法や家族構成、脱衣室の使い方までイメージしておくことをおすすめしています。
注文住宅では、こうしたメリットとデメリットを理解したうえで、ご家族の暮らし方に合うように調整できることが大きなメリットです。今回もデザイン性と日々の使いやすさのバランスを考えながら、ガラスドアならではの魅力を活かした浴室をご提案しました。

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Column 注文住宅でガラスドアの浴室で後悔を防ぐコツ

ガラスドアの浴室は、ホテルライクで開放的な水まわりをつくれる一方、一般的な浴室ドアとは使い勝手が異なります。「完成したときはおしゃれだったけれど、暮らしてみると使いにくかった」とならないためには、設計段階でいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
まず考えたいのが、浴室がどこから見えるのかです。
透明なガラスを採用すると、洗面脱衣室から浴室内部まで視線が通ります。空間が広く見える反面、家族が洗面台を使用しているときに入浴しにくくなる可能性があります。特に家族の人数が多い場合や、お子さまが成長した後の暮らしまで考えるのであれば、ガラスの透明度だけでなく、洗面台・脱衣スペース・浴室の配置そのものを検討することが大切です。
完全な透明ガラスにするだけでなく、部分的に目隠しを取り入れる方法や、視線が直接ぶつからない間取りにする方法もあります。「誰が、いつ、どのように水まわりを使うのか」まで想定して設計すると後悔を防ぎやすくなります。
次に注意したいのが、水垢や汚れの目立ちやすさです。
ガラスドアは透明である分、水滴が乾いた跡や石けんカスなどが一般的な浴室ドアより目立つことがあります。モデルハウスや施工直後の写真だけを見て判断すると、この点を見落としがちです。
きれいな状態を維持したい場合は、入浴後にスクイージーなどで水滴を落とす、換気を十分に行うなど、日々のお手入れまで含めて検討しておきましょう。ガラス面が大きければ大きいほど掃除する面積も増えるため、デザインとメンテナンス性のバランスを考えることも重要です。
そして、ガラスドアを採用するなら、浴室だけではなく洗面脱衣室との統一感も考えておきたいポイントです。
ガラスによって浴室内部が常に視界に入るため、浴槽や壁、床の色が洗面室と大きく異なると、それぞれがおしゃれでも空間全体ではまとまりに欠けて見える場合があります。
今回の施工例では、浴室から洗面脱衣室まで白を基調としてまとめています。そのためガラスで空間を仕切りながらも視覚的には連続しており、すっきりとした印象になっています。
また、窓とガラスドアを組み合わせた採光計画も効果的です。
今回のように浴室内へ窓を設けると、浴室に入った自然光がガラス越しに洗面脱衣室側からも感じられます。閉じた浴室では得にくい明るさと奥行きを演出できるため、ガラスドアのメリットをより活かしやすくなります。ただし窓を設置する場合は、外からの視線にも十分な配慮が必要です。窓の高さや大きさ、ガラスの種類、周辺環境まで確認して位置を決めましょう。
最後に大切なのは、「ガラスドアにしたい」から間取りを考えるのではなく、暮らし方から逆算することです。
ガラスドアはあくまでも理想の浴室を実現するための一つの手段です。家族構成、入浴時間、洗面室の使用頻度、掃除にかけられる時間、求めるデザインなどによって最適な形は変わります。
注文住宅だからこそ、見た目の美しさだけではなく、「10年後も使いやすいか」という視点を持って計画することが重要です。ガラスドアの開放感を活かしながら、視線・掃除・採光・動線まで総合的に設計することで、住み始めてからも満足できる浴室をつくりやすくなります。