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【事例】新築注文住宅の屋上テラスで後悔を完全回避!青空を眺める緑あふれる家族の憩いの場

竣工 2021年12月
延床面積 122.04㎡
敷地面積 100.10㎡
施主様のご要望 家族や友人と食事を楽しんだり、ハンモックでくつろいだりできる、開放的な屋上テラスをご希望でした。室内から気軽に出入りでき、植栽を楽しみながら周囲の視線を気にせず過ごせる、もう一つのリビングのような空間を目指しました。

Detail 本物のこだわり

Staff voice 施工担当者のコメント

屋上テラスは、完成直後の見た目だけでなく、実際に暮らし始めてから「どれだけ使いやすいか」が満足度を大きく左右します。今回の住まいでは、テラスを特別な日にだけ使う場所にせず、朝のコーヒーや休日の食事、植物の手入れなど、日常の延長で自然に使える空間にすることを大切にしました。そのため、屋上へ上がるためだけの動線ではなく、室内の居室から大きな開口部を通して直接出入りできるようにしています。

また、屋上テラスは開放感が魅力である一方、周囲からの視線、日差し、風、夜間の暗さなどが原因で使わなくなるケースもあります。そこで、外周壁の高さや開口の位置を調整し、視線を遮りながらも圧迫感が出ないよう配慮しました。一部に深い軒を設けたことで、直射日光を避けて過ごせる場所が生まれ、照明を設けることで夕方以降も安心して利用できます。

室内との関係も大切にしたポイントです。大きな窓の外にテラスが続くことで、室内の床面積以上の広がりを感じられます。屋外に出ない日でも、植栽や空の変化が室内から見え、季節や時間の移ろいを暮らしの中に取り込めます。屋上テラスを独立した付加設備としてではなく、室内の居心地を高める設計要素として考えました。

床の仕上げや植栽の配置についても、メンテナンス性とデザイン性の両方を意識しています。屋外家具やハンモックを置いても移動しやすい余白を残し、家族構成やライフスタイルが変わった際にも用途を限定しすぎない設計としました。屋上テラスは面積を広くすることが目的ではありません。室内とのつながり、プライバシー、日陰、照明、家具の配置まで具体的に想定することで、暮らしの中で本当に活用できる「もう一つのリビング」になります。

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Column 新築の注文住宅で屋上テラスの後悔を防ぐコツ

新築の注文住宅で屋上テラスをつくる際は、開放感だけで判断せず、「いつ、誰が、何をする場所なのか」を具体的に決めることが大切です。バーベキューをしたいのか、子どもの遊び場にしたいのか、ガーデニングや読書を楽しみたいのかによって、必要な広さ、床材、照明、コンセント、水栓、収納の計画は変わります。用途が曖昧なまま広いテラスをつくると、家具を置かないまま使われなくなる可能性があります。

特に重視したいのが、室内からの動線です。屋上へ行くために階段を上り、複数の扉を通るような間取りでは、食事や飲み物を運ぶ手間が増え、次第に利用頻度が下がります。普段過ごすリビングや個室から直接出入りできる配置にすると、朝食、洗濯物干し、植物の手入れなどに使いやすくなります。出入口の段差や窓の開け方、家具を置いたときの通路幅も図面上で確認しておきましょう。

屋上テラスで後悔しやすいのが、暑さ、日差し、風、周囲からの視線です。空に近い屋上は開放的ですが、夏場は日陰がないと長時間過ごしにくく、風が強い日は軽い家具や植木鉢が動くこともあります。軒、シェード、目隠し壁などを計画し、季節や時間帯による日の入り方も確認することが重要です。ただし、目隠し壁を高くしすぎると圧迫感や風通しの悪化につながるため、視線が気になる方向を見極めて高さや配置を決めます。

さらに、防水と排水は屋上テラスの寿命を左右する重要なポイントです。排水口の位置や数、雨水が流れる勾配、点検や清掃のしやすさを設計段階で確認してください。床材や植木鉢、屋外家具で排水口をふさがない配置も必要です。植栽を多く置く場合は、落ち葉や土が排水口に流れ込まないよう管理方法まで考えておくと安心です。定期的な防水点検の時期や保証内容についても、施工会社に確認しておきましょう。

夜も使いたい場合は、照明と電源の計画が欠かせません。眩しすぎない照明を複数配置し、足元や出入口を安全に照らせるようにします。コンセントや水栓も完成後の追加が難しいため、電気調理器具、イルミネーション、掃除、植物への水やりなど、将来の使い方を想定して位置を決めることが大切です。

屋上テラスは、広さよりも動線、プライバシー、日陰、防水・排水、設備のバランスで使いやすさが決まります。設計段階で実際の過ごし方を細かくシミュレーションすることが、完成後の後悔を防ぎ、長く活用できる屋上テラスをつくるための大切なポイントです。