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Works 施工事例

【新築事例】プライベートテラスのある家で家族だけの特別な寛ぎ空間を実現した注文住宅

竣工 2024年1月
延床面積 133.7㎡
敷地面積 168.3㎡
施主様のご要望 外からの視線を気にせず、家族で食事やくつろぎの時間を楽しめるプライベートテラスをご希望でした。室内とのつながりや日差し対策にも配慮し、子どもやペットも安心して過ごせる住まいを目指しました。

Voice 施主様の声

Detail 本物のこだわり

Staff voice 施工担当者のコメント

プライベートテラスのある家を計画する際に大切なのは、単に建物の外に広いスペースを確保することではありません。室内からの見え方、外からの視線、日当たり、風通し、出入りのしやすさまで含めて設計することで、初めて日常的に使える場所になります。

今回の住まいでは、道路に近い位置にテラスを設けながらも、壁やフェンスによって外部からの視線を遮り、家族が安心して過ごせる空間をつくりました。外から完全に見えないように高い壁で囲うだけでは、テラス内が暗くなったり、閉塞感が生まれたりする可能性があります。そのため、壁と縦格子を組み合わせ、プライバシーを守りながら光と風が入るバランスを意識しています。

また、テラスとLDKを大きな窓でつないだことも、今回の大きなポイントです。室内からテラスの様子を確認しやすいため、子どもやペットが遊んでいる間も家の中から見守ることができます。窓を開放すると視線が屋外まで抜けるため、リビングにも実際の床面積以上の広がりが生まれました。

屋外空間は、夏の日差しや雨、落ち葉、汚れなどの影響を受けます。完成直後の見た目だけを優先すると、暑さやお手入れの負担によって、次第に使わなくなってしまうこともあります。そこで今回は、必要に応じて日差しを調整できるシェードや、掃除しやすいタイル床を採用しました。特別なイベントのときだけでなく、朝食を取る、コーヒーを飲む、子どもと遊ぶといった普段の暮らしの中で使いやすい設計を目指しています。

プライベートテラスは、家族の暮らし方に合わせて計画することで、リビングとは異なるもう一つの居場所になります。この住まいでも、周囲の視線を気にせず屋外でくつろげる環境が生まれ、家で過ごす時間の選択肢を広げることができました。

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Column 新築のプライベートテラスを最大限に活かすコツ

新築住宅にプライベートテラスを設ける場合は、広さやデザインだけでなく、「完成後にどのように使うか」を具体的に考えておくことが重要です。見た目がおしゃれでも、外からの視線や暑さ、出入りの不便さが気になると、次第に使われなくなってしまいます。テラスを最大限に活かすためには、間取りと外構、設備を一体的に計画しましょう。

まず考えたいのが、テラスで何をしたいかです。家族で食事をするのか、子どもの遊び場にするのか、ペットを遊ばせるのか、洗濯物を干す場所としても使うのかによって、必要な広さや床材、設備が異なります。テーブルと椅子を置く場合は、家具の寸法だけでなく、人が椅子を引いて通れるスペースまで確保する必要があります。図面上では十分に見えても、家具を置くと移動しにくくなるケースがあるため、配置を想定しながら広さを決めることが大切です。

次に、道路や隣家からの視線を確認します。目隠し壁やフェンスは高くすればよいわけではありません。完全に囲うと、日当たりや風通しが悪くなり、圧迫感が生まれることがあります。道路を歩く人、隣家の窓、周辺住宅の2階など、どの方向から見られる可能性があるかを整理したうえで、壁、格子、植栽などを組み合わせるとよいでしょう。立っているときだけでなく、椅子に座ったときの目線からも確認することがポイントです。

室内とのつながりも、テラスの利用頻度を左右します。リビングやダイニングに面して配置し、大きな窓から直接出入りできるようにすると、食事や飲み物を運びやすくなります。室内とテラスの床の高さや色合いを近づければ、窓を開けたときに一体感が生まれ、リビングを広く見せる効果も期待できます。反対に、キッチンから遠い場所や、複数の扉を通らなければ出られない場所に設けると、使用するための準備が負担になりやすいため注意が必要です。

日差しへの対策も欠かせません。南側や西側のテラスは明るさを確保しやすい一方、夏場は床や家具が熱くなり、日中に過ごしにくくなる可能性があります。軒、シェード、オーニングなどを設け、季節や時間帯に合わせて日陰をつくれるようにしておきましょう。固定された屋根は雨対策にもなりますが、室内への採光に影響することがあります。日差しを遮る範囲や角度を確認しながら、住宅全体とのバランスを考える必要があります。

床材については、デザイン性に加えて、滑りにくさや清掃性、耐候性を確認します。タイルは高級感があり、汚れを落としやすい一方で、色や素材によっては夏場に熱を持ちやすくなります。ウッドデッキを採用する場合は、天然木と人工木で手触りやメンテナンス方法が異なります。裸足で歩くのか、子どもやペットが利用するのかも考慮して選びましょう。

さらに、屋外用コンセント、水栓、照明などを建築段階で計画しておくと、テラスの使い方が広がります。コンセントがあれば照明器具や調理家電を使いやすくなり、水栓があれば床掃除や植木への水やり、子どもの水遊びにも便利です。夜間も利用する場合は、室内からの光だけに頼らず、足元や壁面を照らす屋外照明を設けると安全性と雰囲気を両立できます。

プライベートテラスを成功させるポイントは、特別な日に使う豪華な空間ではなく、普段の暮らしの中で自然に使える場所として計画することです。朝に外の空気を吸う、休日に家族で食事をする、子どもやペットを遊ばせるなど、具体的な生活場面を想像しながら設計すれば、テラスは家の中にはない心地よさを楽しめる、もう一つのリビングになります。